【1/10】挨拶


道端の花に感じるものがあってじっと目を向けているということがときどきあります。

回転寿司のラーメンに感じるものがあってついつい頼んじゃうということもときどきあります。

道行く知らないおじいちゃんに感じるものがあって「今日こそ話しかけてやろうかな」みたいに思っちゃうこともときどきあります。

バッドばつ丸に感じるものがあって「バッドばつ丸の妹:バッドつん子って、グッドうんこみたいだな」って考えちゃうこともときどきあります。

洗濯が億劫で服が足りなくて、またスーパーの2階でパンツ買っちゃった、的なこともときどきあります。



僕の家族は、夏とか冬とかGWとか、シーズンごとに旅行に行こうという話が必ず出て、まあ9割方行くっていう、そういう家族でした。

チェックアウトからシャトルバスまで時間があったのでホテルの周りで鬼ごっこをした広島旅行とか、イタリアンと寿司しか食わなかった箱根旅行とか。

小6のときも高3のときも、受験で夏・冬旅行に行けないと言うと(厳密には、母親が父親にそう言うと)なんか家の空気が重くなりました。



ちょうど1年前くらいから、家族を離れて一人暮らしを始めました。

毎日でも毎週でも毎月でもないけど、ほんとにときどき、実家に連絡します。

先日初めて常備菜を作り(ピーマンとじゃこの炒め物)、母親に写真を送りました。「美味しそう!」と返ってきました。

月食の日に、母からLINEが来ました。ちょうど室内で用事をしているところだと伝えると、「代わりに見ておくね!」と返ってきました。

5月末、関東でやや大きな地震があった日。実家が震源に近かったこともあり、電話をしました。

ほんの3分程度の短い電話でしたが、母には「素敵な電話をありがとう」と言われました。

父は、包丁で切った傷口に犬用のワセリンを塗ってしまい、医者も大慌ての騒動を巻き起こしていたらしいです。無事で良かった。


あと、

朝、目が覚めると、なぜか泣いている。そういうことも、時々あります(笑)



川田遼太

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